節分草について
節分の行事と言えば、まっ先に思い浮かぶのが豆まきではないでしょうか。ところで、豆まきの習慣はどうして始まったのでしょうか。豆まきの習慣は、中国の豆打ちの儀式にその由来があると言われています。つまり、元々は中国大陸の習慣の一つだったということです。
節分の豆まきのルーツは平安時代の鬼祓いの儀式である、「追儺」にルーツを求めることができます。こうした行事の多くは、平安時代に中国から渡ってきた人々が伝えた中国の思想が背景にあり、現在の節分でも、恵方といった方位などにその思想の名残を見ることができます。
節分の行事には、豆まきの他に、恵方巻きを食べるというものもあります。恵方巻きというのは海苔巻きのことですが、これを丸ごと、その年の恵方を向いて食べるというものです。これには福を巻く、そして、切らずに食べることから、縁を切らないという意味が込められています。
節分の豆には、鬼をやっつけるための工夫がされています。生の大豆ではなく炒った大豆を使うのは、食べやすくするためではなく、鬼の嫌いな火気を帯びさせるためだということです。昔から伝わる習慣には、いろいろな意味や願いが込められているので、行事に参加する際には、起源などについて話を聞いてみると面白いかもしれません。
更新日:2009/4/15 14:38:48
